雨水幹線整備事業の推進

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近年、大型化傾向にある台風や多発する局地的大雨により、家屋浸水や道路冠水が発生しています。
このような「浸水被害」を軽減するため、雨水幹線の整備を進めています。

雨水幹線整備 完成状況

別府川5-7号雨水幹線整備事業

概要

平成16年の台風23号により浸水被害を受けた野口町北野、平岡町新在家地区では、北野川を別府川5-7号雨水幹線と位置付け、流下断面を大きくする工事を行いました。

【施工 位置図】(2MB)

計画

  • 整備区間 :野口町水足の白ヶ池川合流部から東加古川駅北側まで
  • 整備総延長:L=1.74km
  • 整備断面 :幅4.7~2.5m、高さ3.0~1.4mのU型水路(改修整備)
  • 施工年度 :平成22年度~令和4年度(13年)
  • 流域面積 :約240ha
  • 全体事業費:約12.8億円

整備効果

整備前
整備後

北野川の断面積を大きくし流せる雨水の量を増やす工事を行うことで、周辺の浸水被害を軽減します。

(参考:かこ水だより  Vol.7  File1 雨水幹線の整備でながす対策)(467KB)
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源太池調整池整備事業(別府川第14排水区調整池整備事業)

概要

台風や局地的大雨により、浸水被害が発生している平岡地区では、既存の農業用ため池である「源太池」を利用し、排水量を調整する雨水貯留施設として整備を行いました。
また、水田川流域の浸水対策として、源太池の調整池整備をはじめ、上流域にある下ノ池の切欠き整備や平岡中学校の校庭貯留整備を実施しており、大雨時の雨水の流出を抑制することで、下流域の浸水被害の軽減を図っています。

【施工 位置図】(251KB)

計画

  • 工事名 : 源太池調整池整備工事(別府川第14排水区調整池整備工事)
  • 施工年度: 令和4年度~令和5年度
  • 貯留面積: 4,300㎡
  • 貯留量 : 10,000m3(4,300㎡×2.3m)
  • 役割  :大雨のときに下流への雨水の流出量を減らすため、上流から流れてくる雨水を一時的に貯留しながら、下流へ少しずつ流すことにより、水路や河川の氾濫を軽減する役割を果たします。

整備効果

整備前
整備後

大雨のときに雨水を一時的に貯留し、下流へ少しずつ流すことで、下流域の浸水被害を軽減します。

水田川流域の雨水流出抑制対策について

ため池切欠き整備、校庭貯留整備、及び調整池整備を実施し、大雨時の雨水の流出を抑制することで、下流域の浸水被害の軽減を図っています。

【水田川流域の雨水流出抑制対策概要】
【水田川流域の雨水流出抑制対策図面】

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