加古川市上下水道の歴史

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加古川市の水道のあゆみ

現在に至るまでの経緯と概略

加古川市は、昭和25年6月に加古川町、神野村、野口村、平岡村、尾上村が合併して市制を施行し、これを契機に上水道布設の機運が高まり、昭和28年4月15日に上水道の給水を開始しました。このページでは、現在に至るまでの経緯と概略をご紹介します。

加古川町における配水管布設工事

昭和25年6月に加古川町、神野村、野口村、平岡村、尾上村が合併して市制を施行。
これを契機に上水道布設の機運が高まり、昭和28年4月15日に上水道の給水を開始しました。

福留配水池築造工事(昭和60年)

その後、市勢の発展に伴う人口の増加や生活様式の変化などによって、水需要も大きく伸びてきました。
市では、これに応えるため4回にわたる拡張事業を重ねてきました。

水道通水50周年記念事業・親子じょうすい体験会(平成15年)

現在では、中西条浄水場と地下水を水源とする6つの水源地のほか、兵庫県からも受水することにより、給水人口260,000人、最大給水量111,500立方メートル、1人1日最大給水量429リットルとしています。

中西条浄水場新管理棟・新電気棟完成(平成21年)

中西条浄水場では、平成18年度から場内整備更新事業を実施しており、平成21年3月に中西条浄水場に新管理棟と新電気棟が完成しました。新管理棟には、事務室・水質試験室・中央監視室などがあり、施設の運転管理や水質検査機能を一元的に管理できるように整備しました。また、新電気棟では電気設備の更新や新発電機の設置により、安定して供給できる水道施設の機能強化を行いました。

城山配水池更新工事完成(平成28年)

城山配水池は、昭和51年に旧施設が整備され、以来、加古川バイパス以北の約4万世帯に、水道水を供給する基幹施設として重要な役割を担っています。
平成25年12月から足掛け4年の歳月を経て完成した城山配水池は、安全性が高く、耐震機能も有する強度の高い施設であり、災害時には給水拠点としての活用も想定し整備しました。

時系列で見る加古川の水道

昭和25年12月17日市議会で水道布設事業が可決される
昭和26年2月7日厚生省から水道創設事業の認可を得る
昭和28年4月15日中津水源地からの給水を開始する
昭和36年12月28日第1次拡張事業認可(給水人口の変更)
昭和42年5月1日神野水源地からの給水を開始する
昭和44年2月12日第2次拡張事業認可(大野水源地新設)
昭和46年5月20日大野水源地からの給水を開始する
昭和48年3月31日第3次拡張事業認可(中西条水源地・東神吉水源地新設)
昭和49年10月1日中西条水源地に浄水施設が完成する
昭和49年10月25日水道庁舎が完成
昭和49年12月4日中西条水源地からの給水を開始する
昭和51年1月7日城山配水池が完成する
昭和54年2月1日志方町と合併。水道事業所を水道局に名称変更する
昭和55年7月14日加古川大堰建設基本計画(新規水利権日量40,000㎥)に同意する
昭和56年4月2日中西条浄水場に浄水施設を増設する
昭和57年3月31日第4次拡張事業認可
昭和62年4月28日福留配水池の供用を開始する
昭和63年11月16日東神吉水源地からの給水を開始する
昭和63年12月21日加古川の水利権40,000㎥/日の許可を得る
平成元年2月22日加古川大堰からの取水及び県営水道からの受水を開始する
平成7年1月17日阪神淡路大震災が発生。被災地に給水応援、復旧応援を行う(~3/12)
平成15年4月〜水道通水50周年記念事業を実施する(パネル展、水道ふれあいウォーク、親子じょうすい体験会ほか)
平成16年7月20日水道お客さまセンターを開設する
平成16年12月1日水道お客さまセンター業務の一部を民間事業者に委託する
(平成17年4月1日~全面委託)
平成17年4月1日中西条浄水場運転管理業務の一部を民間事業者に委託する
平成18年4月〜中西条浄水場整備更新事業に着手する
平成21年3月13日中西条浄水場新管理棟・新電気棟完成
平成21年11月23日水道局庁舎移転(加古川市野口町良野398-1へ)
平成22年4月1日水道お客さまセンターの休日営業開始
平成22年12月〜西部水源地(リニューアル)給水開始
平成23年3月11日東日本大震災が発生。
被災地(岩手県)にて応援給水活動を行う(3/16~4/20)
平成23年3月25日第4次拡張事業 第2期変更届(給水人口の変更)
平成23年5月6日第4次拡張事業 第2期変更届(給水区域の拡張)
平成24年4月1日給配水管漏水修繕等業務を民間事業者に委託する
平成24年11月1日水道料金・下水道使用料のクレジットカード払い開始
平成25年4月15日加古川市水道通水60年
平成25年6月1日加古川市水道通水60年記念
スタンプラリー開催
平成27年4月1日水道局と下水道を組織統合し、上下水道局が発足
中西条浄水場運転管理業務を民間事業者に全面委託
平成28年6月15日新在家加圧ポンプ場完成
平成28年10月31日城山配水池更新工事完成
平成29年3月14日東神吉水源地耐震補強等更新工事完成
平成30年7月10日中西条浄水場浄水処理施設 耐震補強等更新工事完成

加古川市の下水道のあゆみ

本市の公共下水道は、昭和38年に一部の認可を受け事業に着手、昭和42年に供用を開始しました。また、農業集落排水事業については5地区を定め、平成10年度から八幡地区の整備に着手し、平成20年度にはすべて地区の事業が完了しています。
今後は、下水道事業会計の経営健全化とあわせ、整備が残された市街化調整区域への普及を進めると同時に、老朽管渠の改築更生や施設の延命化などを加え、事業を実施していく予定です。

時系列で見る加古川の下水道

昭和37年9月新田川都市下水路に着手 L=1,835m (平成5年に西部7-1号雨水幹線に)
昭和38年10月公共下水道尾上処理区の事業認可、事業に着手(処理区域面積165ha)
昭和39年10月公共下水道運営審議会を設置
昭和40年10月尾上終末処理場第一期建設工事に着手
昭和41年2月下水道事業受益者負担金に関する省令を交付
昭和41年4月受益者負担金の賦課徴収を始める
昭和41年6月神野団地雨水ポンプ場を県より譲渡される
昭和42年4月加古川市下水道条例を制定
昭和42年6月尾上終末処理場が一部完成し、尾上処理区の一部を供用開始
昭和42年6月水洗便所改造資金貸付及び助成金制度を制定
昭和42年6月下水道使用料徴収開始
昭和44年6月安田中継ポンプ場建設工事に着手
昭和47年2月都市計画法の制定により公共下水道の都市計画決定 (1,709ha)
昭和47年3月安田中継ポンプ場供用開始(雨水504㎥/分 汚水60.6㎥/分)
昭和47年10月東播都市計画下水道事業受益者負担金条例の制定
昭和51年3月尾上終末処理場管理棟本館が完成
昭和51年11月川西都市下水路に着手 L=2,015m (平成5年に西部1-1号雨水幹線に)
昭和52年4月下水道使用料の改定
昭和52年8月尾上終末処理場水処理施設の増設 (32,000m3/日)
昭和55年3月尾上終末処理場水処理施設の増設 (47,000m3/日)および特別高圧
受電設備完成
昭和55年6月尾上終末処理場流動床式焼却炉設備が完成 (50t/日)
昭和56年3月尾上終末処理場水処理施設の増設 (59,700m3/日)
昭和56年11月東加古川(坂井)都市下水路に着手 L=1,860m
(昭和63年に別府川11-1号雨水幹線に)
昭和57年8月中島雨水ポンプ場の供用開始
昭和59年4月加古川市都市下水路条例を制定公布する
昭和60年4月下水道使用料の改定 (改定率 79.3%)
昭和60年10月加古川下流流域下水道事業促進協議会を設立
昭和60年12月水洗便所改造資金貸付及び助成金制度を改正
昭和61年3月東加古川都市下水路の変更 (延長 L=1,350m増)
昭和62年8月加古川下流流域下水道の都市計画決定(9,215ha)
昭和62年11月加古川下流流域下水道事業認可(処理面積 1,288.8ha 人口 74,893人)
昭和62年12月加古川下流流域関連公共下水道の都市計画決定(6,327ha)
昭和63年4月加古川下流流域関連公共下水道の事業認可(処理区域面積875.3ha)
昭和63年4月下水道使用料の改定 (改定率 37.5%)
平成元年6月加古川下流処理区第1次区域の受益者負担金の単位負担金額決定
平成元年9月加古川下流流域下水道の建設及び維持管理並びに処理場建設に伴う
周辺環境整備等に関する協定の締結
平成2年8月新野辺雨水ポンプ場建設工事に着手
平成3年4月加古川市生活排水処理計画の策定(2001年生活排水処理率99%)
平成3年4月下水道使用料の改定 (改定率 30.4%)
平成3年12月水洗便所改造資金貸付及び助成金制度を改正
平成5年4月単独公共下水道(尾上処理区1,709ha)を流域関連公共下水道(加古川下流処理区)に編入、871ha(主に西岸)を区域拡大(3,455.6ha)
平成5年4月尾上終末下水処理場を県に移管、運転管理を県より受託
平成6年3月新野辺雨水ポンプ場の供用開始
平成6年4月下水道使用料の改定 (改定率 29.6%)
平成6年9月西脇雨水ポンプ場建設工事に着手
平成6年12月流域関連公共下水道の事業認可変更(4,234ha)
市街化調整区域の一部778haを特定環境保全公共下水道として追加
平成7年9月神吉・平荘1号汚水幹線を特定環境保全公共下水道により着手
平成7年12月加古川市水洗化促進条例を制定
平成8年4月水洗化等改造に係る貸付資金制度を廃止し、融資あっせん制度を導入
平成8年4月助成金制度の改正 (6千円から汲取り5万円、浄化槽2万5千円に)
平成8年4月生活排水処理基本計画の見直し(2004年生活排水処理率99%)
平成8年4月神吉、野口北、播磨南処理分区を供用開始
平成9年4月下水道使用料の改定 (改定率 16.7%)
平成9年4月井戸水認定量の見直し (一人あたり4.7m3/月から6.0m3/月に)
平成9年4月使用料の消費税の取り扱いを内税方式から外税方式に変更
平成9年10月西脇雨水ポンプ場の供用開始
平成9年11月池尻中継ポンプ場建設工事に着手
平成10年1月流域関連公共下水道の事業認可変更 市街化調整区域450haを追加、一部を特定環境保全公共下水道から公共下水道へ(4,864ha)
平成10年4月農業集落排水事業新規採択(八幡処理区)
平成10年4月合併処理浄化槽設置整備事業補助金等交付要綱の制定
平成10年12月本市の公共下水道事業を建設省所管の公共事業再評価に基づき、
本市事業評価監視委員会に上程し、答申を得る
平成11年4月排水設備公認業者制度から指定工事店制度に移行
平成11年4月受益者負担金の納付年数、前納報奨金交付率を変更
平成12年2月特定環境保全公共下水道区域の一部を供用開始
平成12年4月下水道使用料の改定 (改定率 18.8%)
平成12年11月安田中継ポンプ場の改築工事に着手
平成13年3月西脇雨水ポンプ場を増設し、完成 (φ1,650×3台 1,142m3/分)
平成13年3月県より受託していた加古川下流浄化センター運転管理業務が終了
平成13年4月下水道中央監視センター(安田中継ポンプ場内)が完成し、市内のポンプ
施設等の集中監視体制が確立
平成13年4月農業集落排水事業新規採択 (磐東処理区)
平成13年4月デイスポーザー排水処理システム等設置取扱要綱の制定
平成13年6月池尻中継ポンプ場の供用開始
平成13年10月農業集落排水処理施設整備事業分担金徴収条例の施行
平成13年11月石守中継ポンプ場建設工事に着手
平成14年4月八幡処理区農業集落排水処理事業(野村水すまし館)の供用開始
平成14年4月農業集落排水事業新規採択 (磐西処理区)
平成15年4月農業集落排水事業新規採択(志方中部処理区・志方西部処理区)
平成15年8月石守中継ポンプ場の供用開始
平成16年2月流域関連公共下水道の事業認可変更(第11回)期間延伸
平成16年4月下水道使用料の改定(改定率 10.27%)
平成16年5月磐東処理区農業集落排水事業(磐東水すまし館) 供用開始
平成16年5月磐西処理区農業集落排水事業 供用開始
平成16年11月加古川下流流域関連公共下水道の都市計画決定(6,350ha)
平成17年3月流域関連公共下水道の事業認可変更(第12回)
長期の一部を認可削除(4,238ha)
平成17年4月志方西部処理区農業集落排水事業 供用開始
平成17年12月別府川10-2号雨水幹線第1工区整備工事 着工
平成18年3月流域関連公共下水道の事業認可変更(第12回) 雨水計画 変更
平成18年6月新野辺ポンプ場 4号ポンプ設置工事 着工
平成18年8月別府川10-2号雨水幹線第2工区整備工事 着工
平成18年10月別府川13-5号雨水幹線整備工事 着工
平成19年3月新野辺ポンプ場 4号ポンプ設置工事 完成
平成19年3月別府川10-2号雨水幹線第1工区整備工事 完成
平成19年6月別府川10-2号雨水幹線第2工区整備工事 完成
平成20年3月別府川13-5号雨水幹線整備工事 完成
平成20年3月公的資金補償金免除繰上償還 実施
平成20年3月流域関連公共下水道の事業認可変更(第14回) 区域追加(4,286ha)
平成20年9月神野団地雨水ポンプ場改築工事 着工
平成21年6月志方中部処理区農業集落排水事業(行常水すまし館)の供用開始
平成21年10月神野団地雨水1号幹線整備工事 着工
平成22年10月別府川5-7号雨水幹線整備工事 着工
平成23年3月神野団地雨水ポンプ場改築工事 完成
平成24年11月曇川排水区雨水管渠布設工事 着工
平成24年11月安田中継ポンプ場長寿命化計画(機械・電気設備)策定
稲屋雨水幹線整備工事 着工
平成25年3月神野団地雨水1号幹線整備工事 完成
平成25年5月新野辺雨水ポンプ場長寿命化計画(機械・電気設備)策定
平成25年6月加古川市下水道長寿命化計画(神野処理分区・備後処理分区・尾上処理分区)策定
平成27年3月安田中継ポンプ場を増設し、完成
平成27年3月東播都市計画公共下水道の都市計画変更
平成27年4月下水道部と水道局を組織統合し、上下水道局が発足
平成27年4月地方公営企業法を全部適用し、企業会計へ移行
平成27年4月下水道宅内排水ポンプ施設設置等補助金交付要綱の制定
平成28年3月流域関連公共下水道の事業計画(認可)変更
平成28年3月都台公共下水道接続
平成29年2月西脇雨水ポンプ場長寿命化計画策定
平成29年3月磐東公共下水道接続(磐東水すまし館統廃合)

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