令和7年1月28日に、埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因する道路陥没事故を受け、国土交通省が設置した対策検討委員会の提言を踏まえ、全国の自治体に下水道管路の全国特別重点調査の実施要請があり、加古川市においても調査を行いました。
調査対象
管径2.0m以上かつ設置後30年以上経過した下水道管路(約16.4km)を調査対象としました。
調査対象のうち八潮市陥没現場の管路と類似の構造・地盤条件の箇所(約1.3km)を優先実施箇所としています。
調査期間
令和7年7月23日から令和8年6月30日まで。
ただし優先実施箇所は令和7年12月5日までに調査完了しました。
調査内容
管内の潜行目視又はテレビカメラ調査を行い、老朽管対策の緊急度を腐食、たるみ、破損等に対する評価基準に基づき判定しました。なお、緊急度Ⅰ※1及び緊急度Ⅱ※2と判定された区間については、地表面から地中レーダー探査による空洞調査を行いました。
- ※1緊急度Ⅰとは、速やかな対策が必要なもの
- ※2緊急度Ⅱとは、応急措置を実施したうえで、5年以内に対策が必要なもの
調査結果
調査結果は以下のとおりです。空洞調査では異常は検出されませんでした。
| 調査対象延長 | 緊急度Ⅰ | 緊急度Ⅱ | 異常なし | |
| 優先実施箇所 | 1,324m | 298m | 986m | 40m |
| 優先実施箇所以外 | 15,115m | 349m | 5,299m | 9,467m |
| 合計 | 16,439m | 647m | 6,285m | 9,507m |
今後の対応
緊急度Ⅰの箇所については、応急措置を令和8年度中に完了する予定です。
応急措置を実施した緊急度Ⅰの箇所と緊急度Ⅱの箇所は計画的に改築・修繕工事を進めてまいります。

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