水道水中の有機フッ素化合物(PFOA、PFOS)については、暫定目標値50ng/Lを下回っていることを確認しています。
本市の測定結果(令和3年度から令和5年度分)は以下のとおりです。
定量可能な下限値は5ng/Lであり、この値を下回った場合は<5と表し、検出無しとして扱っています。
(単位:ng/L)
採水日 | 中西条浄水場 浄水 | 東神吉水源地 浄水 | 大野水源地 浄水 | 中津水源地 浄水 | 西部水源地 浄水 |
令和5年8月 | 12 | ||||
令和5年7月 | <5 | 19 | |||
令和5年6月 | 7 | ||||
令和5年5月 | <5 | ||||
令和4年7月 | 5 | ||||
令和4年6月 | 9 | 8 | |||
令和4年5月 | 6 | 12 | |||
令和3年7月 | 28 | ||||
令和3年6月 | 7 | 14 | |||
令和3年5月 | <5 | <5 |

水道水の有機フッ素化合物について
有機フッ素化合物の一種であるPFOA、PFOS(PFOA:ペルフルオロオクタン酸、PFOS:ペルフルオロオクタンスルホン酸)は、その性質から撥水剤や泡消火薬剤など幅広く使用されてきました。
現在、その製造、輸入は原則禁止されていますが、環境中では分解されにくく、長期にわたって残留すると考えられています。また人体への影響についても指摘されており、厚生労働省は水質管理目標設定項目として暫定目標値を50ng/L(注)と定めています。
本市では、安全な水道水をお送りするために、令和3年度からPFOA、PFOSの測定を開始しており水道水中の動向を監視しております。
(注)PFOA、PFOSの合算値50ng/Lとは、水道水1リットル当たり10億分の50グラム含まれていることです。