その他

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蛇口の水が普段と異なる味がする

(原因と対策)

水道水は、無味無臭に近いものですが、蛇口の水が普段と異なる味がする場合は、工場排水、下水、薬品などの混入が考えられます。

塩辛い味、苦い味、渋い味、酸味、甘味などを強く感じられた場合は、クロスコネクションのおそれがありますので、飲用を停止して、直ちに原因の調査をする必要があります。

鉄、銅、亜鉛などの金属を多く含むと、金気味、渋味となります。

給水管にこれらの材質を使用しているときには、滞留時間が長くなる朝の使い始めの水に、金気味、渋味を感じることがあります。朝の使い始めの水は、なるべく雑用水など飲用以外の用途にお使い下さい。

出典「水質くん ver.1.0」日本水道協会

生き物が出てきた
(原因)

水道水を器に受けてその中に生物が入っていれば、驚かれるのは当然です。

実際には、生物が蛇口から出たのではなく、室内あるいは屋内から蛇口付近に運ばれたと推定される例が通常ほとんどです。しかし場合によっては、給水施設の異常に原因が求められる可能性もあります。

(対策)

原因の特定には、出現した生物及び水質の詳細な調査が必要です。

特に、排水の混入が疑われるケースでは、原因がはっきりするまで飲用を停止することも必要になりますので、生物が出たという場合には迅速に対応することが肝心です。そのうえで、蛇口の周囲を清潔に保つ必要があります。

(参考事例)

(水道水中に生物が混入する原因)

  • 下水溝のそばの給水管が破損し、断水時に負圧となって下水中の生物を給水管の中に吸い込んだ例があります。
  • 受水槽と排水槽が隣接し、これらの仕切壁に亀裂などができ、受水槽に排水槽の生物が混入したことがあります。
  • 上水道の給水管と工業用水道管あるいは排水管とのクロスコネクションがあると、給水管内に工業用水や排水中の生物が入り込む場合があります。
  • 蛇口に取り付けたホースが排水槽中に達しており、断水時に負圧となったときホースを通って排水槽中の生物が入り込んだことがあります。
  • 受水槽の定期清掃を怠ったり、蓋の閉め忘れ、通気口の防虫ネットの破損などにより、ユスリカなどの虫が侵入し、この虫や産みつけられた卵から孵化した幼虫(赤ボウフラなど)が蛇口から出た例があります。

出典「水質くん ver.1.0」日本水道協会

容器に水を汲み置きすると容器がヌルヌルする
(原因)

容器中の水道水の残留塩素がなくなると、空気中の雑菌(細菌やかび)が水中に入り、容器の壁面に付着、繁殖して、ヌルヌルした状態となります。

(対策)

こまめに容器を洗い、水を汲み替えて下さい。

出典「水質くん ver.1.0」日本水道協会

泡が出る
(原因と対策)

水道水を勢いよく蛇口から流すと、周辺の空気が引き込まれ、泡立ちます。発泡した水道水をしばらく置くと泡が消える場合、これは空気によるものですから問題ありません。

泡が消えない場合は、洗剤が容器に付着していることも考えられますので、容器を水でよくすすぎ、泡が消えることを確認してから使用することをお勧めします。

出典「水質くん ver.1.0」日本水道協会

塩素は身体に良くないのでは?

塩素は衛生上の必要から、水道水の消毒に用いられていますが、水道水中に含まれる塩素の量はごくわずかで、健康上の影響はありません。

残留塩素濃度は、WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドライン値(生涯にわたり水を飲んでも人の健康に影響が生じない濃度)では5mg/Lとされており、水道法では、家庭の給水栓(蛇口など)で0.1 mg/L以上保持されることとされています。

水道水を検査してもらったら水の色がピンク色や黄色に変わり、これでは身体に悪いと言われた。

上下水道局の職員であるかのような言動で水道水の検査を行ない、その結果が良くないからと言って浄水器の販売や給水管の清掃を行なう事例が発生しています。

水道水には、消毒のため必ず塩素が入っており、塩素に反応する検査薬等を入れると必ず色が変わります。

上下水道局では安全な水をお届けしており、浄水器の販売や斡旋(あっせん)などは一切行っていません。また、お客様からの依頼なしに水質検査にお伺いすることもありませんので、ご注意ください。

クリプトスポリジウムって何ですか?

人、牛、豚、犬、猫、ネズミ等、哺乳類の腸管系に寄生する、直径約4~6μm(ミクロン、1ミクロンは1/1、000ミリ)の原虫で、環境中どこにでも存在し得ます。体内に入り込むと腸内で増殖し、糞便と一緒に体外に排出され、感染源となります。

経 口摂取で感染症を引き起こし、2~5日の潜伏期間後に、嘔吐や腹痛を伴う非常に激しい下痢が3日~1週間続き、免疫機能が働いて自然治癒します。糞便に汚 染されたものとの接触を避け、手をよく洗いましょう。 この原虫は熱に弱く、沸騰すれば(70度以上で)簡単に死滅します。

しかし、薬品や乾燥に強く、水道水の塩素消毒では死滅しません。このため、上下水道局では、砂ろ過によって取り除いており、さらに高感度濁度計を導入して、毎日管理をしています。これまでの水質検査の結果では、クリプトスポリジウムは検出していません。

安全といっていますが、どのような検査をしているのですか?

水道水の水質については、水道法に基づく水質基準等に適合する必要があります。

中西条浄水場では、常に「安全・安心な水」をお届けするために水源から蛇口に至るまで定期的に水質検査を実施しています。またその結果については、上下水道局のホームページでお知らせしています。

水道水の水質基準について教えてください?

水道水の水質基準(51項目)は、水道法に基づき定められているもので、法的に守らなければならない義務があります。

また、この基準を補完する項目として、水質管理上注意すべき項目として水質管理目標設定項目(26項目)が設定されています。

中西条浄水場では、水源から蛇口まで、これらを含め190項目以上の水質検査を「水質検査計画」に基づいて行っています。

水質基準ってどうやって決まるの?

水質基準の各項目及び基準値はWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインを参考にしつつ、健康状況等に関する研究・調査、諸外国の基準値等の 設定状況、検査技術等を総合的に検討を行った上で、厚生労働省が決めており、日本全国で同じ基準になっています。また、その時々の科学的知見の集積に基づ いて、逐次改正されています。

一般家庭の水質検査はしてもらえるのですか?

中西条浄水場では、お客さまが水道水に異常を感じたときなどに、お客さまのご請求により水道水の水質検査を行っています。ただし、特別の費用を要したときその実費はお客様負担になります。

なお、集合住宅などで受水槽以下の蛇口の水等のように、上下水道局で取り扱い出来ない場合もあります。

個々のケースについては、まずは、水道お客さまセンター修繕担当にご相談ください。