加古川市上下水道局・お客さまサービス課 給排水係メールでのお問い合わせはコチラ
〒675-8588 加古川市野口町良野398の1 水道庁舎2階
【電話番号】079-427-9900 / 【ファックス番号】079-421-6025
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加古川市においては、小規模貯水槽水道の衛生面の改善や受水槽の設置が省けることで土地や建物の有効利用を図っていただけるよう、平成7年より進めてきた3階直圧式給水に加え、平成12年からは直結増圧式給水を採用するなど直結式給水サービスの拡大に向けた運用を行っています。
マンションなどの集合住宅やビルなどへの給水方式は、受水槽を経て給水する「受水槽式給水」と「直結式給水」の2種類に分けられます。
また、「直結式給水」の中には、配水本管の水圧で直接給水する「直結直圧式給水」と、給水管の途中に増圧給水ポンプ設備を設置し、配水管の水圧に影響を与えることなく水圧の不足分を加圧して給水する「直結増圧式給水」とがあり、いずれも適用できる範囲や条件を定めています。
適用範囲、条件等については、下記を参考にしてください。
※最小動水圧とは
水道本管の水圧は、水の流れている時の水圧(動水圧)と、流れが止まっている時の水圧(静水圧)があり、地形条件、配水管網、付近の使用水量等によっても違ってきます。1日のうち最も低い水圧を最小動水圧といい、直結式給水が採用できる基準は下記のとおりです。
(直結式給水に必要な水道本管最小動水圧)
(注意)
病院、工場、大型飲食店など一時に大量の水を必要とする施設や災害等の緊急時も給水を必要とする施設は、上記の適用範囲や条件を満たしていたとしても、受水槽式給水にする必要があります。
直結式給水 | 受水槽式給水 | |
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メリット |
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デメリット |
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給水装置はお客様の財産です。工事費用及び維持管理にかかる費用はすべてお客様のご負担となります。
適用範囲、条件等に適合する場合は、直結式給水装置を新設、又は受水槽式給水から改造することができますが、建物の築年数や設備内容によって経年劣化による改造費用が発生したり、各戸の分担金等が必要となる場合があります。
この費用は、お客様のご負担になりますので、加古川市指定給水装置工事事業者を通じてご相談ください。
JR東加古川駅周辺などでは、地形的な要因でピーク時に水圧低下がみられるなど直結式給水の条件を満たさない地域もあったことから、平成25年から新在家加圧ポンプ場の建設に着手し、平成28年7月に完成しました。
加圧して配水する区域を形成したうえでポンプを稼動させることで、直結式給水が可能となる区域が拡大(平岡、野口、別府)しました。
(注意)
新在家地区については、加圧配水区域の形成により直結式給水に必要とされる最小動水圧※がほぼ確保できるようになり、直結式給水が可能となる区域がほぼ全域に拡大しています。
一方、土山地区については水圧の改善は見られるものの、配水本管や水圧の状況等により直結式給水に適合しない地域も存在するため、両地区において直結式給水を検討される場合は、加古川市指定給水装置工事事業者を通じてご相談ください。
【最終更新日】2017年3月28日(火)09:00
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